ニュースを「ざっくり」としか見ていない人が多すぎます
毎日の金融ニュース、なんとなく眺めて「へー、そうなんだ」で終わらせていませんか?
あるいは、難しい単語が出てきた瞬間に思考停止してしまう。
そういう人が意外と多いです。
ただ、その「ざっくり」とした捉え方だと、資産形成のスピードは上がりません。
ライバルと同じようにニュースを見て、同じように反応していたら、普通の成果しか出ないのは当たり前です。
自分のお金にどう影響するのか?
ピンポイントで「あ、これは自分のためのニュースだ」と変換できる人だけが、資産を築けます。
今回は2026年1月現在、長期投資初心者が「これだけは知っておくべき」という最新情報をピックアップしました。
ニュースの「捉え方」もセットで解説します。
1. NISA制度改正の動き(2026年版)
まず一番ホットな話題です。
これ、長期投資においてめちゃくちゃ重要です。
2026年の税制改正で議論されている新NISAのアップデート、ポイントは2つです。
こどもNISA(仮)の検討
これまで18歳未満は蚊帳の外でしたが、つみたて投資枠を0歳から利用可能にする案が出ています。
「教育資金どうしよう」と悩んでいる親御さんには朗報です。
これをただのニュースとして見過ごすか、「ジュニアNISA廃止で諦めていたけど、これで戦略が変わるぞ」と捉えるかで、18年後の資産額が変わります。
非課税枠の「年内復活」
今までは商品を売却しても、その枠が復活するのは「翌年」でした。
これが「売却したその年中に枠が復活する」仕組みへ変更される可能性があります。
つまり、急な出費で取り崩しても、またすぐ再開できるということです。
「一度崩したら終わり」という心理的ハードルが下がる。これは大きいです。
2. 「年収の壁」崩壊と手取りの変化
「103万円の壁」とか「130万円の壁」とか、気にしながら働いている人多いです。
これが2026年から大きく変わろうとしています。
所得税が発生するラインが「178万円」まで引き上げられる方向で調整が進んでいます。
これの意味するところ、分かりますか?
「もっと働けるようになる」だけじゃないです。
「手取りが増える」ということです。
ここで凡人は「やった、使えるお金が増えた」と消費に回します。
ですが、資産を作る人は違います。
「増えた枠の分、全部投資に回せるじゃん」と捉えます。
この思考の差が、数年後に埋められない格差になります。
浮いた税金分をNISAやiDeCoに突っ込めるか。ここが勝負所です。
3. 2026年の米国株・S&P500の見通し
「とりあえずS&P500買っておけばいいんでしょ?」
思考停止でそう思っている人は注意してください。
2026年は米国の中間選挙イヤーです。
歴史的に見ても、中間選挙の年は株価が乱高下しやすいというアノマリー(経験則)があります。
特に前半は軟調になりやすいと言われています。
これを知らないと、株価が下がった時に「もうダメだ」と狼狽売りしてしまいます。
でも、長期投資家にとっては?
そうです。「安く仕込めるバーゲンセール期間」です。
ここぞという時に「待ってました」と言えるかどうか。
暴落や調整局面をチャンスと捉えられるメンタル準備をしておいてください。
4. 金利ある世界の到来
日銀が利上げ姿勢を崩していません。
「金利0.75%時代」なんて言葉も出てきました。
これから家を買う人、すでに変動金利でローンを組んでいる人。
「金利が上がったらどうしよう」と不安になるだけでは無意味です。
金利が上がるということは、銀行にお金を置いておいても少しは増える時代が来るということです。
繰り上げ返済を優先するのか、それとも手元資金を投資に回して利回りを取りに行くのか。
ざっくりと「不安だ」ではなく、数字でシミュレーションする必要があります。
まとめ:情報は「使う」ものです
以上、2026年1月の注目トピックを4つ紹介しました。
- ✔ NISAの枠復活による流動性アップ
- ✔ 年収の壁引き上げによる「種銭」の確保
- ✔ 中間選挙イヤーの乱高下への心構え
- ✔ 金利上昇局面での立ち回り
ニュースを知っているだけでは1円にもなりません。
この情報を聞いて、今日からあなたの行動をどう変えるか。
それが全てです。
具体的なシミュレーションや、自分に合った戦略をもっと深掘りしたい方は、ぜひ個別にご相談ください。
あなたの状況に合わせた「勝てるシナリオ」を一緒に作りましょう。

赤坂ファイナンシャル株式会社 代表取締役
元大手企業勤務、3,000人以上の相談実績と著書『地味な投資で2000万円』を持つお金のプロ。ファイナンシャルプランナー、クレジットカードアドバイザー®として、難しい金融の話を初心者向けにわかりやすく解説しています。
主な実績
著書:『自由に生きるための 地味な投資で2000万円』
メディア出演:テレビ朝日「グッド!モーニング」、週刊SPA!、現代ビジネス、プレジデントオンライン等 多数
講演実績:一部上場企業、経営者団体など

