はじめに:将来のお金、本当に「銀行預金」だけで大丈夫?🤔
こんにちは!あなたの資産形成パートナー、まさとFPです。
「老後2,000万円問題」「終わらない値上げラッシュ」「なかなか上がらない給料…」
将来のお金に対する不安を抱えながらも、
「資産運用はなんだか怖いし、難しそう…」
「とりあえず銀行に預けておけば安心かな?」
そう思っていませんか?
しかし、残念ながら今の時代、日本円の預金だけでは資産を守ることすら難しいのが現実です。
この記事では、そんなあなたの不安を解消し、どんな経済状況にも負けない「盤石な経済的土台」を築くための具体的な戦略をお伝えします。
その答えが、私が提唱する『資産運用 “三つの矢” 戦略』です!
一本一本の矢の役割を理解し、あなたも今日から未来のための第一歩を踏み出しましょう。
「三つの矢戦略」で築く、鉄壁の資産ポートフォリオ
『三つの矢戦略』とは、性質の異なる3つの資産を組み合わせることで、お互いの弱点を補い合い、経済的な基盤を文字通り “がっちり” 固めるための考え方です。
その三本の矢とは、こちらです。
第一の矢:守りの礎「日本円」🇯🇵
第二の矢:成長のエンジン「外貨」🌎
第三の矢:未来の安定収入「不動産」🏠
「なぜこの三つなの?」
「一つだけじゃダメなの?」
その理由を、それぞれの矢が持つ重要な役割と共に、じっくり解説していきます。
第一の矢:すべての土台となる「日本円」🇯🇵
最初の矢は、私たちに最も身近な日本円(現金・預金)です。
役割:不測の事態に備える「生活防衛資金」
「増えない日本円がなぜ重要?」と思うかもしれませんが、その役割は「攻めるための守り」です。
病気やケガ、失業など、人生の不測の事態に備えるためのお金を「生活防衛資金」と呼びます。この資金があるからこそ、私たちは安心して日々の生活を送り、そして残りの資金を積極的に運用に回せるのです。
✅ 生活防衛資金の目安:
会社員なら生活費の3ヶ月〜半年分、自営業やフリーランスの方は1年分を目安に、すぐに引き出せる普通預金などで確保しておきましょう。
この「守り」の矢が、精神的な安定と、他の矢で積極的に攻めるための盤石な土台となります。
第二の矢:資産を育てる「外貨」🌎
守りを固めたら、次は資産を積極的に育てていく「攻め」の矢、外貨建て資産の出番です。
役割:インフレと円安から資産を守り、増やす
日本円だけを持つ最大のリスクは、物価上昇(インフレ)によってお金の価値が実質的に下がってしまうこと。
例えば、100万円を銀行に預けていても、世の中の物価が3%上がれば、その100万円で買えるモノは3%減ってしまいます。これが「インフレに弱い」状態です。
そこで活躍するのが、米ドルなどを中心とした外貨建て資産です。
日本でインフレが進む局面では、円の価値が下がる「円安」になりやすく、相対的に外貨の価値が上がります。
つまり、外貨資産を持つことは、日本円の価値が目減りするリスクに対する強力なヘッジ(防御策)になるのです。
【具体策】NISAで「全世界」か「米国」の株式に投資
では、どうやって外貨を持てばいいのか?
最も簡単で効果的な方法は、
具体的には、以下の2つが代表的です。
✅ eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
これ一本で、日本を含む世界中の先進国・新興国の企業にまとめて投資できます。「世界経済全体の成長」の恩恵を受けることを目指す、分散の王道です。
✅ eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
GAFAMを筆頭に、世界経済を牽引するアメリカの主要企業500社にまとめて投資します。より高い成長を期待するならこちらが候補になります。
これらの投資信託を毎月コツコツ積み立てるだけで、あなたは世界中の成長企業のオーナーの一人となり、外貨ベースで資産を育てていくことができます。
第三の矢:盤石な未来を築く「不動産」🏠
最後の矢は、これまでの二本の矢をさらに強固にし、未来の生活を支えるための不動産(実物資産)です。
役割:「他人資本」で資産を拡大し、「自分年金」を作る
NISAなどで5,000万円の資産を築けたとしても、老後の生活が盤石かというと、実はそうとも言い切れません。公的年金の先行きが不透明な今、それだけでは心許ないと感じる方も多いはずです。
そこで登場するのが不動産。
不動産投資の最大の特徴は、銀行融資(他人資本)を活用できる「レバレッジ効果」にあります。
例えば、自己資金500万円で2,000万円の物件を購入し、そこから家賃収入を得る。これは、自分の力だけでは動かせなかったはずの大きな資産を、銀行の力を借りて運用するということです。
これにより、二つの大きなメリットが生まれます。
- 資産形成のスピードが加速する
- 毎月安定した家賃収入(インカムゲイン)が得られる
特に重要なのが後者です。ローン完済後には、家賃収入がまるごと手元に残ります。これは、公的年金に上乗せされる「自分だけの年金」と言えるでしょう。
もちろん、空室や金利上昇などのリスクはありますが、それを理解した上で取り組むことで、不動産はあなたの老後を支える、何より頼もしい収入の柱となり得ます。
まとめ:三本の矢を束ね、不安のない未来へ!
いかがでしたか?
改めて「三つの矢戦略」をまとめましょう。
🇯🇵 第一の矢「日本円」で、不測の事態に備える守りを固め、
🌎 第二の矢「外貨」で、インフレに負けない成長エンジンを手に入れ、
🏠 第三の矢「不動産」で、他人資本も活用し、未来の安定収入源を確保する。
この三本の矢は、それぞれが独立しているのではなく、互いに弱点を補い合うことで、初めて鉄壁の経済的土台となります。
一本では簡単に折れてしまう矢も、三本束ねれば折れない。
この古代の知恵こそが、変化の激しい現代を生き抜くための、資産運用の本質です。
この記事が、あなたの「お金の不安」を「未来への希望」に変えるきっかけになれば、これ以上嬉しいことはありません。
より具体的な話や、あなたに合った戦略について知りたい方は、ぜひLINE公式アカウントからお気軽にご相談くださいね!

赤坂ファイナンシャル株式会社 代表取締役
元大手企業勤務、3,000人以上の相談実績と著書『地味な投資で2000万円』を持つお金のプロ。ファイナンシャルプランナー、クレジットカードアドバイザー®として、難しい金融の話を初心者向けにわかりやすく解説しています。
主な実績
著書:『自由に生きるための 地味な投資で2000万円』
メディア出演:テレビ朝日「グッド!モーニング」、週刊SPA!、現代ビジネス、プレジデントオンライン等 多数
講演実績:一部上場企業、経営者団体など