家賃滞納が発生!弁護士に頼むといくらかかる?保証会社・内容証明・訴訟までの費用と流れを完全解説

資産運用初心者向け

「今月も家賃が振り込まれていない…」
通帳の印字を確認して、思わず深いため息。入居者に電話をしても留守電ばかり。あなたは今、そんな終わりの見えない不安と焦りでいっぱいではありませんか?

こんにちは。3000件以上のオーナー様の資産相談に乗ってきた、ファイナンシャルプランナーのまさとFPです。家賃滞納は、キャッシュフローを直撃するだけでなく、オーナーの精神をすり減らす、不動産経営における最大のリスクです。

しかし、必要以上に恐れることはありません。家賃滞納の解決には、実は確立された“ロードマップ”が存在します。

この記事では、滞納発生から解決までの全手順と、誰もが気になる費用のすべてを、ケース別に完全図解します。この記事を読めば、あなたが次に取るべき「最適の一手」が明確になり、冷静に問題解決へと進むことができるでしょう。

【まず落ち着いて】滞納発生時にオーナーが絶対にやってはいけない“3つのNG行動”

家賃を滞納されると、怒りや焦りから感情的な行動に出てしまいがちです。しかし、以下の行動は「自力救済の禁止」という法律に抵触し、あなたが逆に訴えられ、損害賠償を請求されるという最悪の事態を招きかねません。

NG行動①:無断入室・鍵の交換

合鍵を使って勝手に部屋に入ったり、鍵を交換して締め出す行為は、住居侵入罪や権利侵害にあたります。

NG行動②:残置物の勝手な処分

たとえ家賃を滞納していても、入居者の所有物を無断で処分することはできません。器物損壊罪に問われる可能性があります。

NG行動③:脅迫的な督促

勤務先に押しかけたり、「払わないと大変なことになる」といった言動で精神的に追い詰める行為は、脅迫罪やプライバシー侵害と見なされます。

どんなに腹が立っても、法律に則った手順を踏むことが、あなた自身とあなたの資産を守る唯一の道です。

【完全ロードマップ】家賃滞納発生から解決までの「4つのフェーズ」

家賃滞納の解決は、時間との勝負です。以下のフェーズに沿って、段階的にプレッシャーを強めていくのが基本戦略となります。

フェーズ1:任意交渉【滞納1ヶ月未満】

まずは穏便な解決を目指します。この段階で支払いに応じてもらうのが理想です。

  • アクション:電話・メール・訪問による状況確認と支払いのお願い。
  • 費用の目安:ほぼゼロ(交通費・通信費程度)

フェーズ2:書面による督促【滞納1〜2ヶ月】

連絡が取れない、支払いの約束が守られない場合に移行します。「法的手続きを検討している」という意思を明確に伝えます。

  • アクション:内容証明郵便で「契約解除予告付き督促状」を送付。
  • 費用の目安:約1,500円〜5,000円(郵便料金実費)

フェーズ3:法的手続き【滞納3ヶ月〜】

任意交渉での解決が見込めないと判断した場合、裁判所を介した手続きを開始します。通常、信頼関係の破壊が認められる「3ヶ月以上の滞納」が目安です。

  • アクション:「建物明渡請求訴訟」を提起。
  • 費用の目安:数万円〜(弁護士に依頼する場合は下記で詳述)

フェーズ4:強制執行【判決後】

裁判で勝訴しても入居者が退去しない場合の最終手段です。

  • アクション:裁判所に強制執行を申し立て、強制的に退去させる。
  • 費用の目安:数十万円〜(裁判所に納める予納金など)

【費用の全貌】ケース別!弁護士・訴訟に一体いくらかかるのか?

ここが最も気になるポイントでしょう。「保証会社の有無」で費用負担は天と地ほど変わります。

ケース①:【結論】保証会社に加入している場合


オーナーの費用負担は、原則0円です!

滞納発生を保証会社に報告すれば、通常1ヶ月程度で滞納家賃が振り込まれます(代位弁済)。その後の入居者への督促、交渉、訴訟、強制執行に至るまでの法的手続きと、それに伴う費用は、すべて保証会社が負担してくれます。

あなたは状況報告を受けるだけで、精神的・時間的な負担からも解放されます。これこそが、保証会社を利用する最大のメリットです。

ケース②:保証会社未加入で、弁護士に依頼する場合

自分ですべてのリスクを負う必要があります。ここでは、明渡し訴訟と強制執行までを弁護士に依頼した場合の費用相場を見てみましょう。

項目 費用の目安 備考
相談料 0円〜1万円/時 初回無料の事務所も多い
着手金 20万円〜30万円 結果に関わらず最初に支払う費用
報酬金 回収額の10〜20%
+明渡し成功報酬10〜20万円
成功時に支払う費用
強制執行費用 予納金として30〜70万円 執行官への費用。最終的に入居者に請求可能
実費 数万円 印紙代、郵便代、交通費など
合計すると、最低でも50万円、場合によっては100万円以上の持ち出しになる可能性があります。

【最強の盾】もう滞納で悩まない!FPが教える盤石なリスク対策

家賃滞納は、発生してからの対応も重要ですが、それ以上に「発生させない」ための予防策が何よりも大切です。

対策①:【絶対必須】保証会社の利用を契約の必須条件にする

これが最強かつ唯一無二の対策です。保証料は入居者負担が一般的なので、オーナーの金銭的負担はありません。保証会社が使えない入居者とは契約しない、という毅然とした姿勢が重要です。

対策②:信販系の保証会社で厳格な入居審査を行う

保証会社には種類があり、クレジットカード会社系の「信販系」は審査が最も厳しいと言われます。この審査を通る入居者を選ぶことで、滞納リスクを根本から断つことができます。

対策③:管理会社にすべてを任せず、状況を定期的に確認する

たとえ保証会社や管理会社がいても、あなた自身の資産であることに変わりはありません。毎月の送金明細は必ずチェックし、滞納の兆候があればすぐに管理会社に状況を確認しましょう。

まとめ:家賃滞納は「時間」と「情報」の勝負である

家賃滞納問題で最も重要なことをお伝えします。それは、「いつか払ってくれるだろう」という期待を捨て、滞納発生後すぐにルールに沿って行動を開始することです。対応が遅れるほど、家賃の回収は困難になり、あなたの損失は膨らんでいきます。

  • 感情的にならず、法的な手順を踏むことが解決への最短ルート。
  • 保証会社に加入していれば、費用と手間はほぼゼロ。
  • 保証会社なしの場合、解決費用は100万円近くかかる覚悟も必要。
  • 最大の防御策は、契約時に「保証会社」の利用を徹底すること。

毅然とした態度で、あなたの貴重な資産を守り抜きましょう。

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