私が銀行預金をしない理由はこれ〜サラリーマンの資産形成

2018年1月15日

あけましておめでとうございます。

今年も引続き、サラリーマンの資産形成について情報発信していきます。

サラリーマンの資産形成は時間を味方につけるしかありません。長期投資です。

 

FXや仮想通貨で一攫千金を狙うのも良いですが、私みたいなビビり体質の人間には向いていません。

いかにリスクを低く、レバレッジを聞かせて確実に資産形成していくにはどうしたら良いのか?

今回は、新ためて書く必要もないかもしれませんが、銀行預金をしてはいけない理由を書いていこうと思います。

 

銀行預金がダメな理由

世の中には沢山の金融商品があります




銀行預金の金利が低いことは、ニュースにもなっていますし、話題にも上がる事だと思います。

良くあるご相談で

「銀行預金は金利が低いのでダメなのは分かっているけど、他にどうすればよいのか分からない」

といった話を伺います。

 

この様なご質問は特にサラリーマン世帯の資産形成相談で多いです。

 

世の中に金融商品は沢山あります。積立保険、投資信託、株、不動産、海外不動産、海外の銀行預金、仮想通貨、確定拠出年金、財形貯蓄など…

 

しかし実際にやるとなると、どれもリスクが高そうですしなかなか手を出せないでいる方が多い様です。

 

原因は、それぞれの金融商品の特性が理解できないからだと思います。実際のリスクがどれほどなのか想像が付きにくいものに自分の大切な資金を移すのは不安ですから。

ネットや書籍などを読んでも、なんとなくイメージできるだけで実際に行動を移せるまでの確信にはなかなか至らないでしょう。

 

実際ほどんどのサラリーマンの方が銀行預金してますから。

とても勿体無いです。本当に。

 

特に銀行預金は勿体ないどころか、今は元本割れの金融商品ですから預ければ資産が減る事になります。

時間外手数料、振込手数料などちょっとした金額ですがチリも積もればです。

 

 

日本でトップクラスの定期預金金利でも0.1%程度(2018年1月時点)です。

100万円預けて1年後に1,000円です。1,000万円預けて10,000円です。100万円の場合、1年間に3回他行へ振込したら元本割れです。。。

タンス預金の方が減らないだけまだマシですね。

参考までにここ30年間の預金金利を見てみます。

(引用元:http://kame-no-ayumi.com/2016/12/11/interest-rate-transition/

バブルが崩壊してから0付近が続いていますね。いつかは上がるのかもしれませんが、いつになるのかは分かりません。

 

この図は普通預金金利の推移ですから、バブル期の定期預金や保険会社の運用商品の利率はさらに高いです。リスクなく5%以上で運用可能な金融商品もありましたので、新ためて恵まれた時代だなと思います。

 

バブルの頃はでも不動産でも買えばみんな儲かる時代ですから、今とは全く時代背景が違います。

普通のサラリーマンでも比較的簡単に資産形成できた時代だと言えるでしょう。不況で収入が上らない今とは大違いですね。

当時の考えや常識など今の時代では全く通用しないことも理解できます。

 

いかがでしたか?

 

今の時代、銀行預金をしているという事は、元本割れすることが分かっている金融商品に投資しているのと同じなのです。

銀行預金の2つのメリット

そうはいっても銀行預金になんのメリットもなければ、これだけ多くの方が預金するはずはありません。

 

銀行預金のメリットは何と言っても「安全に保管できる」ことでしょうか。サラリーマンの給与も殆どは銀行振込だと思います。

盗まれたり、紛失してしまう心配なく流動性を保つにはやはり銀行預金が一番良いでしょう。

 

至る所にATMがありますから、いつでも少額から引き出すことが出来ます。非常に便利です。

最近では大抵のコンビニにATMが設置してありますから基本的に引き出す場所を心配する必要もありません。

 

セブンイレブンは銀行まで作っていますので、セブン銀行のATMは非常に使い勝手がよく感じます。実際セブン銀行はATMの手数料が大変な利益を上げているそうです。国民の多くが、わざわざ銀行に行かずコンビニでお金をおろすということが習慣化しているということでしょう。

実際私もそうですから。

 

もう1つの銀行預金のメリットは、ペイオフ制度があると言うことです。

ペイオフ制度とは、預金保険制度と言う元本保証の制度のことです。金融機関が破綻した場合、預金者にとっては一大事となってしまいまいます。

大事な資産が無くなってしまう可能性があるからです。

しかしペイオフ制度があれば、預金先の金融機関が破綻した場合でも資産が保護されると言う制度です。

ただし、1金融機関1預金者あたり元本1,000万円が上限となっています。

ですから、1,000万円を超えた預金に対しては保障はされていません。ゼロになると言う訳ではなく、破綻した金融機関の財務状況によって変わると言う意味です。

 

しかし、ペイオフ制度がなければ預けている金融機関の破綻は預金者にとってかなりのリスクになるはずですから、非常に安心感がありますね。

 

まとめますと銀行預金のメリットは、利便性安全性の2つと言うことになります。

ですから今の時代のサラリーマンの資産形成に必ずしも適しているという訳では無いのです。

 

それでも銀行預金してはいけない理由

消費税25%にしても赤字は止まらない日本

銀行預金には、ATMによって利便性が高い点と、ペイオフ含めた安全性が高い点がメリットとしてあります。

しかしそれでも銀行預金は最低限にしておいた方が良い理由があります。

それはこれからの日本の経済状態が理由です。

日本は世界一の長寿国であると同時に世界一高齢化している国であるともいえます。

少子高齢化は常に言われていますが、実際何が問題かと言うと、生産年齢人口の減少が大きな経済的ダメージに繋がっています。

下の図は生産年齢人口の1955年から2055年までの実勢と予測推移をグラフにしたものです。

(引用元:http://3rdworldman.jugem.jp/?eid=137

生産年齢人口とは、15才以上65才未満の人口層を指します。

つまり、日本の労働力の中核をなす人口層です。国からすれば生産年齢人口の割合が多いと言う事は、その分税収も増える事になります。

 

生産年齢人口は、国の歳入(収入)に直結するパラメーターとなります。

1955年には、87%が生産年齢人口でした。今とは反対に、国が若者で溢れていたことが想像できます。

 

一方で、2055年には約50%になる見込みです。

あくまでも見込みですが、人口動態ですから非常に予測しやすいです。突然ベビーブームがない限りかなり正確な数値だと思って良いでしょう。

 

生産年齢人口の割合が減ると言う事は、反対に社会保障費(医療費、介護費用、年金、各種手当など)は逆に膨れ上がることになります。

これからの日本は、税金を納める人はどんどん減り、逆に年金や介護など使うだけの人がどんどん増える事になるのです。

今でも国の歳出100兆円(一般会計)に対して、税収で賄えているのは半分の50兆円しかない状態にも関わらず、これ以上キャッシュフローが悪化することが確実な状態なのです。

 

消費税を25%にしても財政赤字は止められないと言われていますから、日本の財政赤字は非常に深刻だと言えます。

年金、介護、医療費は預金では賄えない可能性大

今の日本の財政状態は非常に悪いとしか言えません。

もちろんすぐに破綻する事はないかもしれませんが、その為にはこれまでとは全く違う制度や世の中になる必要があります。

 

それが、国が進めている『生涯現役』『副業兼業の解禁』です。厚生労働省のウェブサイトにも大々的にキーワードとして打ち出されています。

 

今の国のキャッシュフロー上、国民がこれまで通りのライフスタイルを送っていては確実に破綻してしまいます。皆が65歳で定年し、年金生活など不可能です。

キャッシュフローを改善し財政を黒字にするには、国民のライフスタイルを変えるしかありません。

これまでは、サラリーマンとして終身雇用で勤め上げ、子供が独立した後の数年間で溜まった貯蓄と退職金があればあとは年金で生活出来たかもしれません。

ですから、銀行預金中心の資産形成だったとしても問題なかったのです。

しかしそれは年金だけで生活ができる前提での話です。

 

単純な増税だけでは解決不能な所まで来ていると思います。消費税を25%にしても毎年の赤字すら止められないのですから。

これからは、定年せずに働けるだけ働いて税金を収める。またサラリーマンは、副業も可能にして稼げる人にはもっと稼いでもらおうという訳です。

 

すでに国は、国民に対して「将来年金だけで生活はできませんよ」と言う事を伝えているのです。

下の図は、国が年金受給額を決める為に行う財政検証を元に試算した図です。

(引用元:http://diamond.jp/articles/-/61167

今35歳で40年間正社員として勤め上げ、平均月給が40万円(年収48万円)の世帯が夫婦2人で貰える年金額は、15万5千円/月です。

 

年収186万円です。。。

 

老後は、教育費などは発生しないにしても年収186万円では生活できないでしょう。

頑張れば可能かもしれませんが、相当節約して貧乏な生活を送る事になってしまいます。ましてや病気や怪我、介護など何かアクシデントがあれば即破綻する金額です。

とても悠々自適に旅行へ行ったり、美味しいものを食べたり、孫にお金を使える状態ではありませんね。

例えば、決して贅沢はせず年収350万円程度の生活を送る事を前提とした場合でも、毎年164万円を貯蓄から取り崩さなければなりません。

 

10年で1640万円、20年で3280万円、30年で4920万円が生活費として必要になります。長生きすればさらに掛かります。

 

ちょっと贅沢して年収500万円の生活をしたければ、1億円の貯金が必要になります。1億円はサラリーマンの生涯賃金の3分1弱の金額ですから貯金は不可能な金額だと思います。

 

どうでしょうか?

 

これからは年金では生活できないからこそ、貯金ではどうしようもないのです。

それが分かっているからこそ、国は「生涯現役」を勧めているのですから。

 

何が言いたいかですが、銀行預金では老後リタイア出来ないという事です。リスクを警戒して銀行預金しかしなかった人は、確実に働き続ける人生になります。

 

明らかにこれまでの常識が通用しない世の中になっていくでしょう。

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