家計を見直しお金を貯める方法

家計を見直しお金を貯める方法

1.効率よく家計を見直す


「毎月お金がギリギリでお金が貯まらない…」あなたの家計は大丈夫でしょうか?数多くのFP相談を経験している中で、このような事をおっしゃる方が非常に多いです。「そこそこ給料は良いはずなのに、なぜ貯金が増えないのか?自分でも不思議」と言う不思議な方もいらっしゃいます笑目の前のやりたい事を我慢して、ストレスを抱えながら貯蓄を増やすべきではありません。知恵を使って圧倒的に効率よく資産形成する事で、お金を使うのを我慢する事なく、自然とお金が貯まる方法があったら楽しいですよね。

そんな事を実現するヒントになればと思います。

2.お金を貯める為に理想的な家計の内訳とは


まず理想的な家計の内訳を示してみたいと思います。あくまでも一例ですから、この通りでないから問題があると言う訳ではありません。一般的にどの程度の支出内訳があってどの程度の貯金をしているのか気になる所だと思いますので、参考程度にご覧下さい。

単身世帯を示しています。
一人暮らしの場合の家計の内訳です。

(引用元:http://kakeibo-freesoft.seesaa.net/article/290096851.html)

手取り額が、20万円のケースです。家計最大の固定費は、家賃です。一般的に家賃は月収の30%以内が理想と言われています。額面の金額ではなく、手取り金額の30%以内にしておけば問題ないでしょう。30%を超えている方は少し割合が多い方だと考えて下さい。家賃の次に多いのは食費です。食費は、ライフスタイルによってばらつきがありますのでこの金額は目安です。それこそ、自炊せずに外食が多い方などは食費の割合が一気に上がるかもしれません。ファーストフードなど安いお店ばかりで食べると逆に費用が抑えられるかもしれませんが。

貯蓄金額は、3.4万円/月となっています。総務省の家計調査によると、世帯における平均の貯蓄率(手取り額のうちどの程度貯蓄に回すか)は、18%と言う事です。上の例でもちょうど17%が貯蓄に回っています。貯蓄は、金額も方法も個人によって全く異なりますので、一概には言えないでしょう。しかし、少なくとも早いうちから資産形成しておかなければ老後大変なことになることは間違いありませんから、18%位は何かしら貯蓄に回すべきです。

老後年金をどの程度貰えるかについては、
動画でも解説していますのでチェックして下さい。

いかがでしょうか?
あなたの家計と比較してみて、改めて家計を見直すきっかけにしてみて下さい。

3.家計における固定費と変動費の違い


ストレス無くお金を貯めるに当たって、とってもとっても重要な事があります。それは、固定費の見直しです。まずは、固定費と変動費の違いをみてみましょう。

3-1  家計における固定費とは


住宅ローン含む住居費用、自動車ローン含む関連費用、水道光熱費、生命保険料、携帯、通信費など、毎月一定額でかかる費用の総称です。基本的には毎月決まった金額を支払いますから、節約できるものとできないものがあります。家計を見直す際には、固定費がどの程度占めているかを計算して見てください。この方法は、ぜひやって見て頂きたいのですがなぜかと言うと、予想よりも多い事分かるかと思います。特に「毎月何にお金が消えているのか不明」と言う方は固定費を見てみると良いでしょう。そもそも変動費は支払いが発生しますから、多少記憶に残ります。

しかし固定費は基本的に引き落としですから意識が薄れてしまう事が多いのです。当たり前のように「支払わないと仕方がない」と考えずに、家計を見直す際にはまず固定費から見直す事が何よりも効果的です。その中でもポイントををお伝えすると、家計の四大固定費と呼ばれている、
「住宅ローン」「車」「保険」「通信費」から見直すことをお勧めします。

これらは、人生の中でも支払う金額が高額なものですから、節約に成功した時の効果が大変高いものです。より効率的に家計を改善させるなら、まずは四大固定費から見直しましょう。固定費の節約をなぜおすすめするかと言うと、ストレス無くお金を貯める事が出来る。保険料が毎月5000円節約できれば、年間6万円貯蓄を増やす事が可能です。そこにはなんのストレスも発生しません。住宅ローンの借り換えをして、返済額が毎月1万円下がれば、なんの苦労も努力も無く、今の生活を何も我慢する事なく、年間12万円の貯金する事が可能です。

3-2  家計における変動費とは


変動費とは、その名の通り家計において毎月変動する支出です。こちらは、人によって内訳などもかなり変わるはずです。趣味にお金を使う人や、食費にお金を使う人、美容にお金を使う人、などライフスタイルや価値観によって、バラツキがあります。旅行に行く際の費用なども変動費に含まれます。実は変動費を節約するのは簡単ですが、多少努力が必要です。

例えば、趣味に使うお金を減らしたり、外食を減らしたり、安い日用品に変えて見たりと、工夫も必要ですが、やはり多少のストレスは発生するでしょう。お金を貯めるには、多少の忍耐も必要ですが、やはり固定費の見直しをまずはきっちりとやって行く方法がベストです。

4.最も重要なのは現状把握


最も大事なのは、現状把握です。つまり今何にどの位のお金を使っているのかを知る事です。貯蓄をどの位増やすことを目標にするかは人それぞれ違うかもしれませんが、現状が分からなければ、目標とのギャップが分かりません。自己分析からスタートするメリットは、自然と節約に意識が向きやすいと言う点もあります。何にいくら使っているのか分からない状態で、節約しようとしても、ひたすら我慢するしかありません。

しかし、しっかりと自己分析できていれば、優先順位もつきますし、節約する根拠が生まれます。結果的にモチベーションが継続しやすいです。なんでもそうだと思いますが、目標達成には、まずは自己分析が重要なのです。特に、節約効果が高いのが、住宅ローン、生命保険の2つです。この2つは、人生で1番目、2番目に高い買い物です。毎月の金額もそうですが、何より総額が高いです。

この2つを賢く買う事が出来れば、2000万円以上のお金を生み出しす事は難しくありません。

住宅ローンについては、住宅ローン選びをなめちゃいけません!で選び方を解説しています。

また生命保険については、「損する保険」「いらない保険」〜貯蓄を増やす方法
保険で貯蓄を増やすコツをお伝えしています。

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