確定拠出年金制度とは

2017年11月17日

日本の年金制度は、「仕送り式」と言われています。

現役世代の年金保険料は、そのまま今の年金受給者の財源となっています。

つまり、我々が納めている年金保険料は自分の為に積み立てている訳ではありません

我々が年金を受け取る時に、現役の世代の保険料が財源となります。

その為、少子化が進んでいる今将来の年金受給額は確実に少なくなるという訳です。

確定拠出年金は、あくまでも自分が受け取るための積み立て制度です。

その点が国民年金や厚生年金とは大きく違います。

また自己責任による運用が可能で金額も範囲内で自由に設定することができます。

メリットとして、単純に節税になります。

通常銀行に預金したり投資信託に預けても課税対象です。

しかし、確定拠出年金の掛け金は全額無税です。

会社員であれば、2,3000円/月(年間276,000円)まで掛け金を設定できますが、所得から外すことができます。

つまり所得税率が30%の会社員の場合、毎年約80,000円の節税になります。

これはかなりインパクトありそうです。

また運用益が出た場合にも税金が掛からない仕組みになっています。

投資による運用駅には通常20%の税金が課せられますが、これがありません。

ここまでくると素晴らしいとしか言えません。

注意点もあります。

積み立てたお金は受け取る時には税金はかかるという点です。

大企業の場合、退職時に一時金として受け取り退職所得控除を活用すれば課税額はかなり減額できますが、

退職金と確定拠出年金の総額によっては控除を大きく上回り多額の税金がかかる可能性もあります。

また少額での運用しか出来ないため大きな運用は望めない点も注意が必要です。

あくまでも少額積み立ての位置づけでしょう。

しかし税金面での優遇は相当有利ですのでやっておいて損はない制度だと思います。