「日本人のマネーリテラシー向上に貢献する」という理念を掲げて活動して12年が経ちました。
はじめにぶち当たった壁は専門用語のオンパレードです。
とにかく普段使わないような言葉がたくさん出てくるから伝わりにくい。
だからもう一つ理念とは別にモットーを掲げました。
「金融を日本一分かりやすく身近に」というモットーです。
どうしても専門用語を使わないといけない場面もありますがなるべく分かりやすく解説することを心がけてきました。
はじめは保険代理店の会社を作りそこで感じたのは数字やノルマに偏ったいわゆる営業至上主義のような世界です。
顧客にとってメリットがあるかどうかよりも売れれば勝ちの世界でした。
顧客第一とは言いながらそれが実行されるかは完全に人に依存している状態なのが問題でした。
雰囲気や文化は完全に数字第一主義ですから。
顧客にとって金融商品はお金の問題を解決する一つの手段です。
手段はひとつではありません。
しかし実際に保険、証券、不動産などの営業現場ではその商品しか解決手段がないかのように話します。
例えば保険でさえ代替手段はあります。
保険の目的は万が一の際自身の財産で賄いきれない経済的損失への備えです。
つまり十分な財産があれば保険は不要です。
何が言いたいかというと、資産運用して資産を増やせる選択肢を初めから消してしまっていることが問題です。
お金の問題は保険だけではなく総合的にバランスを考えて配分を組むべきです。
しかし実際には多くの人が偏っています。
保険料を払いすぎて資産運用の機会を逃している人はたくさんいます。
これは一例です。
僕はこの問題を「商品販売型」と呼んでいます。
今の金融業界は商品ありきなんですね。
世の中のお金の相談先はほとんどが商品販売型FPですから結論あり気になる。
保険屋なら保険、銀行員なら投信、証券マンならコスト高のファンド、不動産屋なら不動産です。
これだとバランスもへったくれもない。
だから僕はいわゆる販売代理店という立場をやめる決断をしました。
現在はまったくどことも販売代理店契約をしていません。
だから「商品販売型」ではなく「マネーリテラシー貢献型」にシフトしました。
長期投資の講座を開催したり、次世代のお金の先生を育成する塾を開催したりしています。
特に今問題なのはお金を学ぼうとしても商品に詳しいFPばかりで資産運用をトータルで教えることができる先生が全然いないということです。
金融庁も金融教育をする前にそれを教える先生の育成に力を入れ始めました。
ウェブサイトにもエンドユーザーではなく教える先生用の資料などを公開しています。
なので私も「お金の先生塾」を5年前から実施しています。
既にお金の先生として活躍してくれている卒業生も多くいます。
一緒に日本人のマネーリテラシー向上に貢献する事業の参加して貰える人はまずは無料カウンセリングを受けてみてください。
どのような内容かなどしっかり説明しますので。
自身のマネーリテラシーを向上させさらに人に教えることで非常に社会的意義も高い事業ができます。