ライフプランを作成する際に重要な点は、世の中の相場感を持っておくということです。
なるべく、いろんなものの相場を知っておくということです。
将来何にいくら位のお金を使うかはあくまでも想定です。
人生は予定通りなどいきませんから、目安にしかなりません。
ですから、大切なのはどういう場合にどのくらいの資金が必要になるのかざっくりとイメージしておくということです。
例えば、「数に強くなる」という本を出版している東大名誉教授に畑村洋太郎さんの有名な言葉に、「2倍、3倍なら良いが、桁を間違ってはいけない」という言葉があります。
つまり、細かい数字を把握するというよりも、大きな方向性を見失わないような相場感覚を持ち合わせることがライフプランには重要です。
例えば、老後の資金に1000万円必要だと考えていたのに本当は1億円必要だとしたらどうでしょうか?
気づいた時にはもはやどうしようもない状況になるかもしれません。
木を見て森を見ずの状態にならないよう自分のライフプランを作成していきましょう。