長期投資トレーニング講座
全体設計書
4つの実行能力を、半年間・全6回のZoom講座で身につけるための全体設計です。講座内容を追加・修正するときは、必ずこの設計書で全体との整合性を確認します。
このページは受講者への販売説明ではなく、講座内容の確認・改善・更新判断に使用する内部用設計書です。
講座の基本設計
「分かる」ではなく「自分で判断して実行できる」状態をつくる
知識を網羅する講座ではなく、長期投資で特に重要な判断を繰り返し練習します。自分で将来を試算し、自分に合った方針を決め、暴落時にも継続し、運用開始後の配分を整えられる状態を目指します。
半年間で完璧を目指さない
金融知識を広く扱うのではなく、不安解消と長期投資の継続に直結する核心部分へ集中します。商品知識、相場予想、短期売買の技術を増やしすぎないことを設計原則とします。
4つのトレーニングテーマ
すべての講義・課題・成果物は、次の4テーマのいずれかに結びつけます。
老後資金の可視化
働く期間、年金、積立、取り崩しを自分で変更し、将来の見通しを繰り返し試算できる。
第1回運用開始ポートフォリオの構築
リスク許容度から攻め・守りの割合を決め、採用するアセットクラスと選択理由を言語化できる。
第2・3回暴落対策
下落時に感情で売買せず、生活状況と当初方針を確認して行動を選択できる。
第4・6回リバランス判断
配分のずれを確認し、何もしない・積立で調整・売却で調整を自分で判断できる。
第5・6回全6回の講座一覧
| 回 | 講座テーマ | 講座終了時にできること | 主な成果物 | 設計状況 |
|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 老後資金の見通しを立てる | 働く期間・年金・取り崩し条件を変えて再試算できる | 老後資金シミュレーション | 設計済み |
| 第2回 | 攻め・守りの割合を決める | 最大損失額を試算し、継続できる基本割合を決められる | 基本割合と設定根拠 | 設計済み |
| 第3回 | アセットクラスを選ぶ | 採用資産と選択理由を決め、開始方針を言語化できる | 運用開始計画書 | 設計済み |
| 第4回 | 暴落時の判断を訓練する | 下落時の状況を整理し、事前ルールで行動を選べる | 暴落時行動ルール | 構成案 |
| 第5回 | リバランスを判断する | 配分のずれから調整の要否と方法を判断できる | リバランスルール | 構成案 |
| 第6回 | 総合金融判断トレーニング | 複数の問題が同時に起きても、自分の方針で判断できる | 最終・運用方針書 | 構成案 |
各講座の詳細
見出しをクリックすると開閉できます。今後の修正は、原則として該当する講座内で行います。
第1回 老後資金の見通しを立てる テーマ1|老後資金の可視化 設計済み
老後に必要な資金を、自分で条件変更しながら繰り返し試算できる。
講師が解説する核心
- 何歳まで働くか、何歳から年金を受け取るか
- 老後生活費と年金との差額
- 退職時に必要な運用資産
- 退職後の取り崩しと実質利回り
トレーニング
- 65歳退職と70歳退職を比較する
- 年金開始時期を変更する
- 積立額、生活費、利回りを変更する
- 複数案から現実的な道筋を選ぶ
第2回 リスク許容度から攻め・守りの割合を決める テーマ2|運用開始ポートフォリオの構築・前半 設計済み
生活防衛資金を除いた運用資産について、攻め・守りの基本割合とその根拠を決める。
講師が解説する核心
- リスク許容度と攻め・守りの役割
- 生活防衛資金は運用割合から除外する
- 下落率ではなく損失額でも考える
- 精神的許容度と経済的許容度の違い
トレーニング
- 運用対象額と許容損失額を確認する
- 攻めの資産が50%下落するケースを試算する
- 攻め100%・80%・70%などを比較する
- 下落後も継続できる割合を決める
第3回 アセットクラスを選び、運用開始方針を決める テーマ2|運用開始ポートフォリオの構築・後半 設計済み
攻め・守りの割合の中に組み入れるアセットクラスと、その選択理由を決める。
講師が解説する核心
- アセットクラスと金融商品の違い
- 株式・債券・実物不動産・金の役割
- 全世界・米国・日本など株式地域の違い
- 商品数を増やすことと分散の違い
ヒアリングと決定
- 採用する攻め・守りの資産
- 各アセットクラスの割合
- 攻め・守り・金を選んだ理由
- 大幅下落時にも継続できるか
第4回 暴落時の判断トレーニング テーマ3|暴落対策 構成案
恐怖やニュースに反応して売買せず、状況を整理して事前ルールで行動を選べる。
講師が解説する核心
- 暴落は長期投資の途中で起きる前提
- 価格下落と運用前提の崩壊を分ける
- 何もしない判断と追加投資の条件
- 暴落と収入減少が重なった場合
ケーストレーニング案
- 10%・30%・50%下落
- 悲観的なニュースが急増
- 本人の収入も同時に減少
- 大きな支出が急に必要になる
第5回 リバランス判断トレーニング テーマ4|リバランス 構成案
配分が変化したとき、調整が必要か、どの方法で調整するかを判断できる。
講師が解説する核心
- 配分がずれる理由とリバランスの目的
- 放置できるずれと調整すべきずれ
- 積立調整と売却調整の違い
- 相場予想による売買との違い
ケーストレーニング案
- 70:30が72:28になった場合
- 78:22、85:15になった場合
- 暴落後に55:45になった場合
- 近い将来に資金用途ができた場合
第6回 総合金融判断トレーニング 4テーマの統合・卒業トレーニング 構成案
暴落、配分変化、収入減少、資金用途などが重なっても、自分の方針に沿って判断できる。
講座の位置づけ
- 新しい知識を増やす回ではない
- 第1〜5回のルールを使って判断する
- 講師は正解を先に教えない
- 受講者が判断理由まで説明する
総合ケース案
- 市場が30%下落して配分も変化
- SNSではさらに下落すると断定
- 3年後にまとまった支出が発生
- 売却・継続・追加・調整を判断する
成果物の積み上がり
シミュレーション
将来を見通すための数字
計画書
開始時の判断と根拠
開始後の行動ルールまで統合
講座共通の提供方法
今後のアップデート管理
現在の確定方針
- 講座名は「長期投資トレーニング講座」
- 半年間・月1回・Zoom全6回
- 4テーマへ集中し、知識を広げすぎない
- 生活防衛資金は運用割合から除外する
- 金はポートフォリオの補助資産として扱う
- 運用開始計画書は講師が個別作成する
- 商品名・口座・積立金額は計画書の中心にしない
今後決めること
- 第4回で使用する暴落ケースの数と難易度
- 暴落時行動ルールの記入フォーマット
- 第5回で採用するリバランス基準
- 第6回の総合ケースと卒業判定方法
- 最終運用方針書の作成・配布方法
- LINE質問対応の具体的な運用ルール
| 更新日 | 版 | 主な変更内容 | 次に検討する項目 |
|---|---|---|---|
| 2026年9月1日 | 構成案 1.0 | 4テーマと全6回の講座構成、成果物の関係を整理 | 第4回「暴落時の判断トレーニング」の詳細設計 |