含み損を抱えている時こそ一括投資のチャンスです。
含み損が発生しているということは割安で買えるということでもあります。
そういう時こそ追加投資のチャンスです。
下記図をみてください。
この図は損失を穴埋めするためにどのくらいのリターンが必要かを図式化したものです。
例えば10%の損失を穴埋めしようとすると10%のリターンでは穴埋めできません。
11.1%のリターンがあって初めて穴埋めできます。
一括投資で考えなければならないのは投資初期段階で損失を被らないことです。
いきなり損失を喰らうとそれを回復させるためにはより多くのリターンを必要としますので資金効率が悪化してしまうのです。
反対に投資初期のリターンが高いとその後の資金効率が非常に良くなります。
これは複利の効果上の仕組みです。
含み損が発生している割安時期に購入することができれば初期段階で高リターンを得られる確率が高まります。
暴落した時に一括投資をすると一気に資産形成が進むというのはこういう理由です。
ただしあくまでもインデックスファンドの場合です。
個別株などは回復する見込みがあれば良いですがそれは各自の判断になります。
参考にしてみてください。